ダイソーのビオラの種を手に入れたので、寒冷地の室内で種まきに成功できるか挑戦することに。
結果から言うと、2回ともビオラの室内種まきは失敗に終わりました。種まき→発芽まではうまくいきました。しかし、2回ともビオラが発芽した後、外に出す際の気温差でビオラの発芽した芽が絶滅したよう。
ビオラの室内種まきに失敗したのですが、経験として記事に残しておきます。
数日前にダイソーで購入したビオラの種。昨年の種の売れ残りなのかな?有効期限が2021年の3月までとなっていました。
ビオラの発芽適温は、15~18℃。
本来なら寒地は春まきなんですね。
もしかしたら冬場の暖房の利いた室内であれば、ビオラの種まき成功するのではないか?と期待しながらやってみます。
栽培する地域 | 福島県南部 |
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栽培する場所 | 室内の窓際に置いたビニール温室(無加温温室) |
栽培する時期 | 2021年の1月の終わり |
種まき、栽培用の土 | パンジー・ビオラの培養土 |
1月31日ダイソービオラの種まき開始~
1月31日。最高気温2℃、最低気温-9℃。
朝晩は冷え込みますが、日中は日差しがあるせいか暖かく感じました。
こちらがダイソービオラの種、1袋分。種まきしやすいように水につけてみました。
ビオラの種は1ミリほどと、小さいです。
ダイソーのビオラの種の数は数えてみると40粒ほど。
びっくりするほど少ないです(*_*)
発芽率は60%以上。内容量も0.05ミリしか入っていない。1袋50円だと、こんなものなののかな?
サカタのタネでビオラの種の量を調べてみたら、200円程で20粒と少なかったです。
ダイソービオラの種まきは種まき培養土を使わず、パンジービオラの培養土を使いました。
▼カンセキで税込547円でした。
連結ポットに培養土を使い種まき
こんな感じで、同じくカンセキで購入した連結ポットを使用。
連結ポットに培養土を入れて水をしっかり与えた後、ビオラの種をつまようじで、2、3粒くらいずつ土の上に乗せ、軽く土をかぶせます。
ビオラの種を濡らしておいたので、つまようじでつかみやすく種まきが楽でした(*´▽`*)
ビニール温室の一番下にダイソーの園芸シートを敷き、種をまいた連結ポットを置きます。
ちなみに、培養土の温度を計ってみると、だいたい20℃くらいでした。
ビニール温室はリビングの窓際においてあります。
使っているのは春の種まき用に買った【ビニール温室棚3段】です。
外は寒くても床暖房(設定23℃)を入れているせいか、昼間はだいたい15℃~20℃くらい。朝晩は12℃前後でした。
今は1月の終わり。2月なると少しずつ寒さもやわらいでくると思うから、発芽気温は大丈夫そうかな?
日中日差しがあると、温室内のビニールが少しくもってしまうくらい。ビニール温室のチャックを開けると、もわっと温かい空気がこもっているのがわかります。
ビオラの発芽日数は、約10日~18日前後。何日ほどで発芽するかな?
ダイソー・ビオラ発芽開始~
2月12日。最高気温11℃、最低気温-3℃。
ダイソー・ビオラ種まきから12日目。朝、ビニール温室棚を見ると、かわいらしい芽が3、3、4つほど発芽しているのを発見。
水やり方法は、霧吹きを使っていました。
二日後、
2月14日。最高気温16℃、最低気温6℃。
気温がぐーんと上がってきたので、ダイソー・ビオラの発芽率も上昇。
小さくてわかりづらいのですが14個も芽が出てきたのを確認。だいたいダイソービオラの種の半分くらいの量が発芽しました。
種まき18日発芽ほぼ完了
ビオラの種まきから18日でほぼ発芽完了。
ダイソーの袋には発芽率が10日から18日とあったので、ほぼ同じでした。
後半から日中の気温が高くなったこともあり、どんどん発芽していきました。最終的には発芽率8割ほどかなぁ。
種まきには肥料が入った培養土を使うと発芽率が落ちると聞いたので、種まき培養土か、赤玉土の方が発芽率が上がったかもしれない、と感じました。
【失敗】天気のよい日中だけビオラを外に出す
2月の後半になり春のような暖かい日差しの日が続いたので、日中だけビオラを外に出すことに。
ふた葉が出た後、いきなり日中外に出す。これがビオラ発芽後の失敗ではないか、と思っています。
室内で種まき発芽させた後は、いきなり日中に外に出すのではなく、少しずつ外の気温にならしていかないといけません。
日中、芽を出したばかりのビオラを外に出すようになってから、双葉が少しずつ大きくなってきました。
2月22日。最高気温20℃、最低気温3℃。
ガーン。大失敗、油断していました。
発芽した芽が絶滅しました。
ここ数日暖かい日が続いたこと。この日は福島でも日中20℃ほど気温があがり、ビオラの土が乾いてしまったこと。
土がうっすら湿っているように、底面給水しておくべきでした。
家に帰ってきて、ビオラの芽を見ると半分以上消えていました(´;ω;`)ウゥゥ
生き残ったビオラの芽をポット上げ。(黒ポットです)全部で8つ。3つくらいポット上げするときにぷちっと根を切ってしまいました。
右に映っているマックのカップはは、後から種まきしなおしたビオラです。(10粒)
ビオラの種まきリベンジ
2月23日。最高気温4℃、最低気温-4℃。
朝から雪が舞っていました。昨日までと違い、真冬が戻ってきたみたいです。
外は寒いけれどビオラの種まきリベンジ。
セルトレイに3粒×16=48粒。マックのカップ10粒を入れると、計58粒。
あれ?前回よりも種の数が微妙に多い気がする。
赤玉土のほうが発芽率が上がるかな?と思ったのですが、前回と同じ培養土を使用。
前回はセルトレイいっぱいに土を入れてしまったのですが、今回は少し控えめにしました。
前回と同じく無加温温室を使います。上段にいれ一段目だけビニールを閉じ、温室の2段目と3段目はチャックをあけておきます。(締め切ってしまうと湿度がこもりすぎてしまうので)
ダイソー・ビオラ種まき2週間、発芽半分ほど
3月6日。最高気温14℃、最低気温-4℃。
ビオラが半分くらい発芽。福島の朝晩は、まだ寒いです。
日中の気温が高いときは、一気に発芽していることがありました。
ダイソー・ビオラ、種まきから7週間
4月18日。最高気温16℃、最低気温6℃。
4月になり桜も咲いて春らしくなってきました。ビオラの発芽後、もったいなくて間引きしていないせいか、なかなか成長せず。
日中暖かい日が続くので外に出したいのですが、日差しが強い、寒暖差が激しいので難しく感じます。前回、発芽後外に出し失敗したので、今回はちょっと慎重に。
その後、絶滅。
その後、ビオラを日中少しずつ外に出したのですが、前回と同じく、ほぼ芽が枯れてしまいました。
ビオラを外に出すのが早すぎたのか?寒冷地なので夕方になると急に冷え込みます。
昼間の暖かい時だけ外に出せば良かったのですが、どうしても外に働きに出ていると家に帰るのは夕方になってしまう。難しいですね。
ビオラの種まき失敗の反省点
セルトレイだと水やりの管理が難しいので、(土が乾くのが心配でついつい水をあげすぎてしまう)プランターや鉢で発芽させてから、ポット上げするほうが初心者には向いてるかもしれません。
次回は、セルトレイでなくプランターに直まき、種まき培養土を使って発芽させる方法をやってみます。
ダイソーの花の種を1月くらいからチェックしていたのですが、3月になると、いろいろな種類が出てきますね。
ダイソーの種はコスパも良く、発芽率も良いですよ。
種まき初心者、すべて成功するとは限らない。2回失敗しても諦めません。諦めたら試合終了(*´▽`*)
庭を花でいっぱいにするため、いろいろな花の種まきにチャレンジし続けます。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました☆
↓ダイソービオラの失敗にこりず、秋まきのビオラ種まきに挑戦しています。