昨年の秋、はじめて種まきしたルピナスが大きくなってきて、またルピナスを種から育てたいと思い、5月に種まき栽培することにしました(*´▽`*)
↓ちなみに昨年の秋に種まきした、ダイソー・ルピナス秋の種まき・栽培記録はこちら↓
今度はダイソーのルピナスではなく、トーホクのルピナスの種です(*´▽`*)ルピナスの種の価格は、近所のホームセンターで140円ほどでした。※2021年現在(ネットでも売っていますね)
トーホクのルピナスは草丈50~60センチくらい。青紫・桃色などの混合です。
トーホクルピナスは3号ポットに種まきして、苗が大きくなったら庭に定植する予定。
種まき時期と場所 | 5月中旬、東北南部 |
---|---|
種まき用土 | 赤玉土(小粒)に苦土石灰を少し |
種まき方法 | 3号ポットに2粒ずつ種まき |
種まき後の管理 | 発芽して苗が大きくなるまで、南側の駐輪場の下で管理 |
定植する場所 | 春~夏の間、日当たりと風通しの良い南の庭 |
- 5月中旬、ルピナスの種まき開始~
- ルピナス種まき後1週間、半分発芽~
- ルピナス種まき後2週間の発芽率
- ルピナス種まき3週間、本葉がさらに大きく成長
- ルピナス種まきから5週間、本葉が4、5枚に
- ポットで育てたルピナス8個を南花壇に定植
- 種まきから2か月。すくすく成長するトーホクルピナス
- 夏越しできるか?8月のルピナスの状態は?
- ルピナス種まきから3か月経過
- 夏越し後、ルピナスの成長に差が出てくる
- 種まきから半年。11月のトーホクルピナス
- 4月気温の上昇とともにルピナスの成長が加速
- 種まきから1年の花芽ができてくる
- 5月中旬、花芽がぐんと大きくなってくる
- ルピナスの開花はじまる
- 次から次に花が咲くルピナス
- 寒冷地のルピナス栽培でわかったこと
5月中旬、ルピナスの種まき開始~
5月16日。最高気温22℃、最低気温14℃。
今週は雨の日が多いらしく、晴れの日を狙ってルピナスの種まきをしてみる。
3号の黒ポットに赤玉土(小粒)と苦土石灰を少し加え、土を湿らせて、ルピナスを2粒ずつ種まき。
ルピナスの種まき前に水に一晩浸すことはしませんでした。
ルピナスの種は皮が固いです。発芽しやすくするため種まきの前日に水に浸しておくと発芽しやすいそう。
土かけは6~7ミリ。種をまいてから赤玉土をかぶせ霧吹きで湿らせる。ルピナスが発芽するまでは、種を乾かさないように南側の駐輪場の下(半日陰になる場所)で管理。
ルピナス種まき後1週間、半分発芽~
5月23日。最高気温19℃、最低気温11℃。
ルピナスの種が半分ほど発芽してきました。
土が乾かないよう、朝と昼に霧吹きで水を与えています。
ルピナス種まき後2週間の発芽率
5月30日。最高気温21℃、最低気温10℃。
ルピナスを種まきして2週間ほど経ちました。ポットに2粒×10個種まき、発芽率は半分強。
本葉もちらほら見えてきました。
発芽率が下がった理由は、ルピナスを育苗するのに軒下で管理していました。しかし、急に気温が急に上がる日があり、発芽する前の土を乾かしてしまったのが原因かもしれません。
発芽率が下がったのは残念だけど仕方ないです。ルピナスの発芽率は下がっても、秋に種まきしたときに比べると発芽率も成長も早く感じます。
春まきはルピナスの成長が早い。さらに3日でルピナスが急成長。本葉が出てきた♪と思ったら、どんどん大きくなってきてびっくり( ゚Д゚)
ここまで育っているルピナスの芽は15個。発芽率は7割強。
トーホクルピナスの発芽率は60%以上というから成功かな。
下の左から2番目の芽は、鳥に食べられたのか脱落。発芽はだいたいそろい、15個の芽が出てきています。
そろそろ間引かないといけないと思いつつ、発芽した芽に愛着が生まれて行動できないでいます。
ルピナス種まき3週間、本葉がさらに大きく成長
6月5日。最高気温24℃、最低気温14℃。
ここ数日でルピナスの本葉が1㎝ほどに大きくなってきました。気持ち徒長している気がするので、駐輪場の手前(少しだけ日があたる場所)に移動。
トーホクルピナスの育て方の袋によると、本葉が3、4枚の頃定植するのだとか。
そろそろルピナスを植える南側の庭の環境を整えておかないと。庭に定植しきれなかったら、プランターにも定植しようかな?
例年だとあと1週間ほどで梅雨に入るので、このままポットで育苗するのもありかな?と迷っています。
ルピナス種まきから5週間、本葉が4、5枚に
ルピナスの種まきから5週間。最高気温が25℃前後、最低気温は16℃ほど。記録を忘れました。
本葉の数が増え大きく成長してきました。そろそろ間引きしないとと思い、
数個ほど、発育の悪いルピナスを間引き。10個ほどに減らしました。
ルピナスの葉の大きさは、直径3センチほど。まだまだ赤ちゃんのようです(*´▽`*)
ポットで育てたルピナス8個を南花壇に定植
7月3日。最高気温26℃、最低気温18℃。
ポットのままだとなかなか大きく成長する様子がないルピナス。そろそろ花壇に定植することにしました。
▼育ちのいいルピナスを8個を南花壇に定植。苗の間隔は30センチほどあけました。
種まきから2か月。すくすく成長するトーホクルピナス
7月22日。最高気温29℃、最低気温21℃
地植えして約3週間のトーホクルピナス。ポットから地植えしたことで、すくすく大きく成長しています。
気温が高いだけありルピナスの成長が早い。
ルピナスの周りにたくさん生えているのは、ノースポールのこぼれ種です。
さらに1週間後。
生育の悪いルピナスを引っこ抜き、育っているのは7つ。
夏越しできるか?8月のルピナスの状態は?
8月3日。連日最高気温は30℃超えています。
寒冷地でも今年の夏は暑い、暑すぎる。寒冷地で朝晩涼しいせいか、ルピナスは暑さに負けずに成長中。
↓こちらは昨年の秋に種まきしたダイソールピナスです。大きく成長しつつ暑さで日中葉っぱがしなしなに。(ダイソールピナスは東側花壇に植えてあります)
夕方になり涼しくなると、暑さで弱ったルピナスの葉が元気になってくる。
今年の5月に種まきした、トーホクルピナスはまだ苗が小さいせいか暑さに負けていません。(トーホクルピナスは南側花壇に植えてあります)
↓画像左上、勿忘草は暑さでダウンしているに、トーホクルピナスだけは元気いっぱい。
ルピナスの葉っぱが手の甲くらいの大きさに成長(*´▽`*)
さらに6日後の8月9日。ルピナスの葉の数もだいぶ増えてきました(*´▽`*)
育ちの悪いルピナスをさらに抜き、ルピナスは5つになりました(*´▽`*)
ルピナス種まきから3か月経過
8月11日。ここ数日台風の影響でぐんと気温が下がってきました。最高気温は20℃ちょっと。
まだ5つのルピナスは生き残っています。
トーホクルピナスの種まきから約3か月。
↓ちなみに昨年の秋に種まきしたダイソールピナス。育てている2つのうちのひとつのルピナスが開花しました(*´▽`*)
イチゴのソフトクリームのようでとってもかわいい♪
今年5月に種まきしたトーホクのルピナスは、何色の花を咲かせてくれるのかな?
夏越し後、ルピナスの成長に差が出てくる
9月19日。最高気温27℃、最低気温14℃。
ルピナス種まき後4か月。今現在のルピナスは5つ、なんとか生き残っています。
ただ成長に差があり、大きく育っているルピナスは3つ、後の2つは成長が遅いです。
画像の右下2つのルピナスは、あとから種まきしています。
小さいルピナスひとつのうち、ひとつは葉を鳥に食べられてしまったこと。もう成長はしないだろう、と葉を取り去ったのですが根が深く張っていたのでそのままに。
すると、茎の根元から小さな葉が出てきたので、そのまま成長を見守ります(*´▽`*)
もうひとつの成長が遅いルピナス。葉に斑点が出ているのが気になる。ネットで調べてみると炭疽病ではないか?と。
▼病気になった葉は回復しないので摘みとります。
※追記 葉に斑点が出たルピナスは成長不良で引き抜きました。
種まきから半年。11月のトーホクルピナス
11月後半のトーホクルピナス。種まきから半年経過……。最低気温が氷点下になる日も出てきました。
こぼれ種のノースポールに負けずと成長しています。
今元気に育っているのは、2株のルピナスのみ。無事越冬できるかな?
ルピナスの冬越し対策は特に何もしませんでした。5月に種まきをしたので冬までに半年あり根がしっかり張っていたので、気温が下がるとともに地上部が枯れて宿根。
冬場は-10℃ほどになり、強風が吹くこともあるのに無事越冬できました。
4月気温の上昇とともにルピナスの成長が加速
4月中旬のトーホクルピナスです。お彼岸過ぎから、ほぼ1日日当たりのよい南花壇に植えているせいか成長が早く感じられます。
葉の数もどんどん増えてきました。(このルピナス2株が2か月もすると大きく成長します)
今年は昨年より寒い春です。
種まきから1年の花芽ができてくる
5月になったばかりのトーホクルピナスです。今月中旬で種まきからそろそろ1年。5月になり気温があがりだいぶ大きくなってきました。
ルピナスを地植えする時30センチの間隔にしたのに、株と株がくっつくくらい成長しています。
越冬して無事成長しているのは2株。冬越し対策はマルチングもに何もなし。地上部が枯れて宿根していました。肥料も特に与えていません。
5月になり気温がぐっと上昇してきたから?なんと花芽がついてきました。
もうひとつのルピナスにも(*´▽`*)
2年冬越ししたダイソールピナスに比べると、成長の早さは5月にトーホクルピナスの方が早いですね。日当たりの良さの違いなのかな?
5月中旬、花芽がぐんと大きくなってくる
昨年の種まきから1年経過しました。
5月15日。最高気温21℃、最低気温10℃。
1週間ほど前、ルピナスの花芽が目立ってきた、と思ったら、数日で花芽がぐんと大きくなってきました。株もどんどん大きくなってくる。
もうひとつのルピナスも、こんな感じでどんどん花芽が出て伸びてきます。
このふたつは南側の花壇のルピナス。種まきから1年も経っていないのに、ダイソーのルピナスに比べて成長が早く感じます。
何色の花を咲かせてくれるんだろう。
ルピナスの開花はじまる
5月19日。気温記録忘れです。ごめんなさい。
先日まで涼しかったのに、今日から日中は25℃以上に暑くなってきました。
ルピナスも気温の上昇とともにぐんぐん成長しています。数日でルピナスの開花がはじまりました。紫色です。同じく育てているダイソーのルピナスに比べて花芽が大きいです。
トーホクのルピナスとダイソーのルピナスの大きさが違うのは、植える場所が違うからなのか?そもそも品種が違うのか?花芽がしっかりしていて立派です。
もうひとつのルピナスの株はピンク色です。
5月21日。最高気温21℃、最低気温14℃。
もうひとつのピンク色のルピナスです。奥に映っている花はミックスフラワーの花たちです(*´▽`*)
紫色のルピナスも負けずに育っています。140円ほどの種から育ったと思えないほど、しっかりした大きなルピナスに成長。
どんどん花芽が上がって大きく育っているのをみると、うちの栽培環境がぴったりだったのかな?
次から次に花が咲くルピナス
5月の終わりから6月にかけて、どんどんルピナスが開花。ルピナスはひとつの花が咲き終わったら切り戻しすると次の花が咲く、と思っていたのですが、
一気にどんどん花芽ができてルピナスが開花。
一度に10個以上花芽ができているんじゃないかな?小さい花芽がたくさんついています。
こちらは5月26日のルピナス。
5月31日のルピナス。
そして6月2日のルピナス。6月になってルピナスが満開です。
ルピナスの草丈は50~60センチ。一株の大きさは40センチほど。ルピナスが開花すると花穂は30センチほどになるものも。1メートルは軽く超えるので花壇の後方に植えて置いて良かった。
地植えした7株全部育っていたら大変なことになっていたかも(*´▽`*)
こんなに大きく育つならルピナス2株でも十分見ごたえがあります。近くにいるだけでルピナスの甘い香りが漂っていい感じです。癒されますね。
ルピナスは下から順に開花。てっぺんの花が咲き終わるまでに一番下の花が散ってきます。
こんな感じに。花が茶色っぽくなってきます。
咲き終わった花は根元からカット。
花の大きさも咲き始めは、こんなにちいさくてかわいらしいのに、
日が経つと、ぐんぐん成長こんなに大きくなります
寒冷地のルピナス栽培してわかったことは、ルピナスの開花が遅いこと。ルピナスが咲き始めるのが5月の終わりから6月にかけて。ちょうど梅雨の時期。
梅雨時にルピナスが咲くと、ちょっと残念なことがあります。
- 雨が続くとルピナスの花が水を含むことで花が重くなり茎が折れる
- 花に水を含んでルピナスが曲がってしまう
ルピナスがこんな感じに曲がってしまいます。これはまだいい方かな?
花穂が大きくなると花に水分を含んで、くにゃくにゃな形のルピナスになってしまいます。
せっかくルピナスが満開なのに切ってしまうのはもったいない。一度水分を含んで曲がってしまったルピナスは、そのままにしても戻らないので根元からカット。
ルピナスの花は緑肥になるので、カットしても困ることはないです。
寒冷地のルピナス栽培でわかったこと
寒冷地の場合、秋まきよりも春まきの方がルピナスの成長が早いこと。秋まきだと急に涼しくなり苗がほとんど大きくならないうちに冬になってしまいます。
5月のルピナスの種まきは発芽率も良く栽培も楽に感じました。
その植物に合う気温であれば、すくすく成長することがわかりました。寒冷地だと朝晩の気温が低くなるので、なんとか夏越しできました。
冬越しの次は夏越し。花を咲かせたあと、また宿根するのか?ルピナスの成長を見守っていきます。