9月の上旬に種まきしたダイソーのネモフィラの種と、トーホクのネモフィラの種。
寒地(福島)でも苗を大きくしたくて、ネモフィラの秋まきに挑戦。種まきしたネモフィラの種も発芽から順調に大きく育ってきました。
10月の終わりに福島に霜注意報が出たので、ネモフィラの霜よけ対策にと不織布(ふしょくふ)を買ってきました。
ダイソーの不織布でべたがけをした方法を紹介します。
ダイソーに売っている不織布の種類は2種類
※2020年11月現在。ダイソーにあったのは2種類のサイズの不織布です。
1.8m×4mの不織布(ふしょくふ)シートと、
1.35×5mの不織布シートです。
11月に入って2週目の週末にダイソーに行ったら、不織布の在庫は残り少なかったです。気になる方は早めに購入したほうが良いかもしれません。
ホームセンターの不織布の価格はどのくらいするのか?
不織布の価格を調べると、近くのホームセンターで売られている物は値段が高い。
不織布の長さが10mのものは1,000円近くしました。
こちらはネット通販で見つけた農業用の不織布。
1.8m×10mと長いですが価格も高め。
ネモフィラを植えてあるのは、ふたつの大きさの違う花壇と木の根元、それとプランター。
ダイソーで売られているどちらの大きさの不織布(ふしょくふ)が良いかわからなかったので、2個ずつ購入してみました。
不織布は花壇にべたがけする方法と、プランターにはかぶせるようにおおって使ってみるつもりです。
不織布(ふしょくふ)をべたがけしてみる
花壇には不織布(ふしょくふ)を、べたがけすることにしました。
とりあえず、南側の庭(ストックの前に植えてあるネモフィラ)と、東側の花壇に植えたネモフィラに不織布(ふしょくふ)をかけてみることに。
このとき気が付いたのが、ネモフィラを花壇の手前に植えすぎてしまい、不織布をしっかりかけることができない。
仕方がないので、不織布の端をレンガで押さえてみました。
成長してくるうちに、ネモフィラの苗がつぶれないか?ちょっと不安です。
べたがけに使ったのはダイソーのシート押え杭
不織布をかけた反対側は、ダイソーで売っていたシート押え杭を使ってみました。
▼こちらは不織布をかけた、東側の花壇。
シート押え杭はダイソーで、二種類購入したのですが、
▼シート押え杭(コの字タイプ)が使いやすかったです。
シート押え杭は6本入り。杭の長さも15㎝と長く、しっかりと不織布を押えてくれました(*´▽`*)
シート押え杭(コの字タイプ)のほかに、プラスチック製のものもあり使ってみたのですが、(12本入り)
杭の長さといい、不織布にさすときの使いやすさ、安定感といい、シート押え杭(コの字タイプ)の方が使いやすかったですね。
ダイソーのシート押え杭ですが、強風の時にはずれてしまいました。
花壇の土がふわふわだったことも影響するのかもしれませんが、
- 15㎝よりも長さのある押え杭にする
- 不織布シートに対して押え杭の本数を増やす
のが安心です。
ネモフィラの不織布の押え杭が外れたときは、押さえ杭を増やすことでなんとか対応できました。
15㎝以上の長さの押え杭はダイソーには置いてありません。今度押え杭を買うのなら、ネットで買うのなら20㎝のものにします。レビュー評価も高いです(*´▽`*)
50本セットのほかに100本セットもありますよ。
▼こちらのシート押え杭は、杭の長さも短く、ちょっと使いにくかった。
同じく、木の根元に植えた、ちょっと小さめのネモフィラ(一週間前に、霜よけ対策としてバーク堆肥を株元にしいてみた)にも、不織布をかぶせてみました。
こちらは、植木鉢に植えたネモフィラです。地植えしたネモフィラに比べて、苗が大きく育っています。
霜よけ対策としてバーク堆肥を株元にかけてみました。
▼こちらが初霜が初めておりたネモフィラの苗。
朝見たときは、葉が凍傷にかかったようにしなしなして心配でしたが、お昼に見てみると葉が生き生きと元気になっていました。
今のところ毎日霜が降りるわけではないけれど、繰り返し霜にあたるとネモフィラの苗が傷んでしまうかも。
心配になったので、鉢植えのネモフィラにも不織布をかぶせてみました(*´▽`*)
不織布のかけ方は、園芸用の支柱を3本立てて上から不織布(ふしょくふ)でおおい、余った不織布を鉢の下で縛っています。
不織布は水を透すのか?
不織布をかけた後、気になるのが水をしっかり透すのかというところ。
実際にべたがけしてから、じょうろで水をかけてみる。
↓
不織布の上をコロコロと水をはじいてしまう。
数日経って、同じように水をかけると、少しずつ水を透していきました。
- 不織布をかけて感じたのは、べたがけした場合は水を少しずつ通す。
- プランターに覆うよう不織布をかけると、水が流れていってしまう。
プランターにかぶせた場合は、面倒でも不織布をはずして水をあげたほうが良いのかもしれません。
まとめ
不織布のべたがけは、思ったよりも簡単にできました。
不織布を先にかけた東側の花壇では、不織布をかけなかったネモフィラよりも苗の成長が早く感じました。
ダイソーで購入した不織布はサイズの違うものを2つずつと、押さえ杭を4つ。
トータルで800円(税抜き)です。
100均の商品なので実際に使い続けてみないと耐久性はわかりませんが、はじめてのガーデニングならこれでもありかな?と感じています。
強風だと15㎝の押え杭だと押え杭が風でとばされ不織布がとれてしまうことがありました。より安心を求めるなら20㎝以上の押え杭が安心です。
ネモフィラの苗を植えるときは、霜対策のことを考えて、まとまった場所に植えたほうがべたがけしやすいです。
ネモフィラの耐寒気温は-5℃となっています。
関東の有名なネモフィラ畑でも霜よけ対策として、不織布をかけていると聞きました。
北風が冷たいよりもほほにあたると痛く感じる、朝晩の寒いときには-7℃を下回る時もある福島。
ダイソーの不織布で越冬できるか?しばらくネモフィラの苗の様子を注意深く観察してみます。