ラベンダーは種から育てるのは難しいのか?一昨年種まきしたダイソーのラベンダーは、なんとか育っているものの、昨年同じように種まきしたダイソーのラベンダーは種まき後の水やりで全滅。
同じように昨年種まきした、ラベンダーヒデコートも発芽したものの、水やりの管理で蒸れて絶滅。
今年こそ、ラベンダーを種からしっかり育てたい、と挑戦してみることにしました。今年はハーブコーディネーター養成講座を受講しているので、なんとか頑張りたいです(*´▽`*)
⇒ はじめて良かった。日本園芸協会のハーブコーディネーター養成講座が楽しすぎる。
ラベンダーの種から育てる様子を記事として残します。
ラベンダーマンステッドとラベンダーピンクを種から育てる
今年種まきに挑戦するラベンダーは、ラベンダーマンステッドとラベンダーピンクです。
種の袋に記載してある発芽率をみると、ラベンダーマンステッドとラベンダーピンク、両方とも70%くらい。種の大きさ、形はあまり変わりません。
こちらがラベンダーマンステッド。
こちらがラベンダーピンク。
マンステッドの方は、ハーブコーディネーター養成講座についてきた種。ラベンダーピンクは楽天のハーブティー専門店 e-ティザーヌで見つけて買ってみました。
ラベンダーの種まき時期はいつ?
ラベンダーの種まき時期は、春まきだと3月から5月。秋まきだと9月から10月。ラベンダーの生育気温は15~25℃くらい。こちらは寒冷地なので4月に種まきするとして、3月の終わりに種まきの準備をすることにしました。
最近は温暖化の影響で寒冷地でも5月になると夏日のように暑くなる日もあります。その年によって気温に差があるので4月がベストかな、と。
こちらは福島県南。お彼岸あたりから少しずつ最高気温が上がってきましたが、まだ朝は気温が1ケタ代の寒い日が続きます。ラベンダーの種まき管理は室内で行うことに。
ラベンダーの発芽を成功させるコツ
ラベンダーを春に種まきする場合、一度低温処理をする必要があります。
ラベンダーは暖かい時期にそのまま種をまくと、開花しなかったり花芽の発育が不完全になることがあるそうです。一昨年春に種まきしたダイソーのラベンダーがうまく育たたなかったのは、きちんと低温処理をしなかったことが原因かもしれません。
ラベンダーの低温処理をする方法は、種をまる1日水につけてから(水が茶色く濁ったら交換)、湿らせた布に種をくるみビニール袋に入れて冷蔵庫で4、5日ほど保管してから種まきします。(ちなみに種は低温処理する前に冷蔵庫に1か月ほどいれておきました)
ラベンダーの種を低温処理する
3月25日。最高気温9℃、最低気温6℃。
2種類のラベンダーの種を低温処理します。まず丸1日水につけておくことから始めます。
ラベンダーの発芽に失敗するかもしれないので、低温処理する種はどちらも半分弱くらい。
キッチンカウンターの上において、まる1日様子をみます。
種を水につけた後にくるむ布が見当たらなくて、探しているうちに1日半経過……。36時間ほどラベンダーの種を水につけていました。
綿の布があったので適当な大きさに切って、水に濡らしラベンダーの種をおき
そのままくるんでからビニール袋へ入れ冷蔵庫へ。
低温処理したラベンダーの種まき
冷蔵庫にラベンダーの種を入れて4日経過。市販の種まき培養土を使ってセルトレイに種まき。ひとつのセルに2、3粒種まきしました。土の上に種をのせる感じ。種をまいたら上から培養土をかけ手のひらで押さえて圧縮。
▼カインズで買った種まき培養土(肥料入り)
種まき後はふんわりとラップをかけ、発芽するまで食品トレイを使って底面灌水(ていめんかんすい)
種まき後は、リビングの窓辺に置いてある無加温温室へ。発芽したらラップを外します。
セルトレイにする種まきは、つまようじを濡らしてから1粒ずつ種まきします。しかし、今回は種が濡れているので、つまようじにくっつかず難しかったです。
セルトレイは72穴を使用。種まき後にかける土は種の大きさと同じくらいの深さになるように。
種まき培養土はセルトレイに入れて、食品トレイの上に置き底面灌水(ていめんかんすい)。発芽したら底面灌水をやめて霧吹きで水を与えます。
発芽までに乾燥させてしまうと発芽率が落ちるので注意。
本葉が出てくるまで育てるので、種まき培養土は肥料入りを使用。
ラベンダーマンステッド5日で発芽開始
4月6日。最高気温20℃、最低気温11℃。
ラベンダーマンステッドが発芽しました。種まき後、なんと5日。
昨年、一昨年とラベンダーの種まきをしていますが、こんなに早く発芽したラベンダーの種ははじめて。
低温処理したおかげかな?
同じように種まきしたのに、ラベンダーピンクはまだ発芽していません。
ラベンダーのすべての発芽が揃うまでは、無加温温室の中に入れておくこと。発芽した後は風に当てないと徒長してしまうので、無加温温室のチャックは開けて置きました。
ラベンダーマンステッド。種まき後1週間~すべてのセルから発芽
日を追うごとにラベンダーマンステッドの発芽数が増えてきています。種まき後1週間もするとすべてのセルから発芽。
発芽率は5割くらい。こんなにラベンダーの発芽が早かったのははじめて。このまま順調に育つといいな。
ちなみにラベンダーピンクは種まき後7週間経っても発芽していません。