
昨日の夜までは元気だったのに、朝になると子どもが学校に行きたがらなくて困っている。そんな経験をお持ちのご家庭も少なくないと思います。
わが家には2人の男の子がいるのですが、朝学校に行きたがらないことで、散々悩んできました。
子どもが学校に行きたがらないとき、どうしたらいいか?我が家の体験談とともにご紹介します。
体調が悪くて学校に行きたくないのか?
子どもが学校に行きたがらない理由のひとつに、体調不良があります。熱がある、咳をしている、などの症状はなくても腹痛があること。学校に行かないといけないと思うと、お腹が痛くなりトイレから出てこれなくなる。
仕方がないので様子を見るため学校を休ませると、午後から急に元気になる。
わが家の子どもの場合、毎朝トイレから出られなくなり学校に行くことができなくなることが続いていました。学校に行きたくないから仮病を使っているのでは?とないかと思いつつ、病院に連れて行くと、過敏性腸症候群と診断されました。
過敏性腸症候群は腸に特に異常がないのに、腹痛や下痢、便秘などの症状がでる病気です。小学校高学年から多くかかると、特に男の子に多いストレスからくる腸の病気です。
お子さんの身体に同じような症状が続く場合、お医者さんで原因を調べてもらうのが一番だと感じます。
学校で何か嫌なことがあったのか?
学校で友達に嫌がらせをされた。いじめがあったのか?
小学校低学年の素直なお子さんなら、学校であったことを話してくれますが、年齢が上がるにつれてなかなか親に学校のことを話してくれません。
子どもに対して誘導尋問で答えを引き出す、という方法もありますが、深刻にならないうちは使いたくないです。
とりあえず、子どもを1日学校を休ませて様子を見る。
その日のうちに、担任の先生に学校で変わったことがなかったのか?電話で聞いてみる。その日のうちに、子どもが元気になればいいのですが、あまりに学校に行きたがらない日が続くのであれば、学校に行って直接先生に相談してみる、という方法も取りました。
学校を休んだ日にさせていたこと
学校を休んでもいいが、明日はちょっとだけ頑張って学校に行くこと。
と、子どもに約束させて、学校を休ませていました。特に小学校高学年になると、勉強や友達とのストレスなどで疲れ切ってしまうことがあります。
「ちょっと頑張りすぎちゃったのかもね、今日は家にいてお母さんのお手伝いをしてね」
と、子どもに言うと、今にも泣いてしまいそうなときもありました。
子どもは学校を休むと、ちょっと罪悪感を感じることがあります。休んでも遊ぶわけにもいかないし、何もすることがない。
子どもが学校を休んだ日には(小学生のうち)家の手伝いをやってもらうことで、親子のコミュニケーションもとれ、翌日に元気に登校できることが多かったです。
さいごに

大人にも息抜きが必要であるように、子どもにも息抜きが必要だと感じています。
学校を1日も休まないことも大切ですが、それ以前にお子さんの心を守ることのほうが大切です。お子さんの学校を休ませる場合、平日外で仕事をしているお母さんだと難しいのが現実。
平日休めない仕事の時は、どうにか子どもを学校に行かせようと、母親の私が苛苛して大変でした。(仕事が忙しいのを理由に、子どもの気持ちに向き合っていなかった)その反動で、ストレスがたまり学校に行くことが嫌になってしまったのかも、と感じています。
親として学校に行きたくない、とお子さんが言ったときは、面倒くさがらないで理由を聞いてあげる。お子さんにとって、どんな時でも、親だけは味方でいてくれる、と感じることで頑張ることができます。
母親は常にお子さんの味方でありたいですね(*´▽`*)