
昔から物事には黒と白しかないグレーなんてない、というほどまじめな性格な私。母親になってからも完璧主義と神経質が災いして、必要以上に心が疲れていました。
母なら~しなきゃいけない、みたいな考えがあり、常に自分を苦しめていました。家も毎日掃除しないと落ち着かないこと。
子育ても子ども目線で見てあげることができなくて、必要以上にストレスをためていました。
完璧主義をやめたのは、ただ単に完璧にできなくなったから。実際に完璧主義をやめてみると、ストレスがたまることなく心に余裕ができることに気がつきました。
自分に無理をしなくなった
母親なんだから、主婦なんだから、このくらいやらなきゃいけない、みたいな呪縛から解放されました。主婦だから疲れても休めない、ではなくて疲れたときは適度に休む。
結婚したばかり頃は総菜を買うのはNG。子どものおやつもすべて手作り、なんて頑張っていたのですが、そんなこと続きません。
疲れて料理ができないというときは、お弁当を買ってきたり、お惣菜を買ってきたり。子どもに何か料理を作ってもらったり、適度に息抜きすることでストレスがたまりにくくなりました。
笑顔が増えた
自分の心に余裕ができたことで笑顔が増えたこと。母親が笑顔でいることで、子どもたちにも笑顔が増えました。子どもたちも笑顔になることで家の中も明るくなる。家の中が明るいって、とても素敵なことです。
何かやらなきゃならないことがあったとしたら、今できるならやればいいし、もしできないなら無理してする必要はない、と。
~すべき、という考えが抜けました。
子育てに余裕が出てきた
子育てに関しても、子どものできないところばかりを見ることがなくなったこと。子どもが今できていることに目を向けることで、子どもの成長がリアルにわかるように。
完璧主義の母親の時は、子どもが朝起きない、脱いだものを片付けない、部屋が汚い、プリントを出さない、とできないことばかりに目をつけて常にイライラ。
子どもに関しても、こうでなければならない、という思い込みが強かったこと。子どもはひとりの人間で個性もある、親の思うとおりになんて育つはずがないです。
子どもができたことは思いっきり褒める。(当たり前のことでも)できていないことは、どうしたらできるようになるのだろうか?考えるようになりました。
まとめ・そもそも完璧な母親ってなんなんだ
完璧な母親って、自分が作り上げた理想じゃないの。自分が完璧主義、と思っても、ある人から見ればぬけているな、と思う面もあったり。自分の思い込みなんですね。
そもそも完璧な母親の前に、完璧な人間はいません。
完璧な母親は自分で作り上げたもの。そんなもの壊してしまえばいいです。毎日生きていれば失敗したり、できないことがあるから、次からは努力しようと考える。人間生きて入れば成長していきます。
完璧な母親よりも、日々努力して成長していく母親の方が、ずっと素敵だと思います。