
いい人だけでなく、良い母も、良い嫁も、すべてやめてしまった私です。
いい人をやめてスッキリしたので、良い母も、良い嫁もやめ、過去の自分からみたら、何ぐうたらしているの?と思うくらい、自分勝手に生きています。
特に仕事のない日は緊張の糸がぷつんときれたように、家のことができなくなります。休みの日は寝てばかりで起きることができなかったり。仕事がある日は緊張して朝から早起き、家のこともスムーズにできるのに……。
母だからと頑張りすぎない
良い母として家のこともすべて自分でやろうとしない。今まで母だからしっかりしなきゃ、と疲れているのに頑張って家事をしたり、母だから子どもに疲れた所を見せてはいけない、と頑張りすぎていました。
子どものことも必要以上にやってしまう→その結果、子ども達は母がやってくれるからと甘えてしまう悪循環です。
母でも疲れるときは疲れる。できないものはできない。自分がちょっと無理をすれば相手が楽になるとわかっていても、無理なものは無理。
更年期で身体があまりにも辛い、家事ができない無理なときは子どもに頼みます。
嫁も疲れます
嫁として夫に対しても、義母に対しても、無理なものは無理。できないものはできない。されて嫌なものは嫌、素直に話せるようになりストレスが激変。
今まで義母は嫁には何を言っても大丈夫、と思われていたみたいですが、一度自分の意見をきっぱり言ってみたところスッキリ。
義実家へも疲れているなら無理に行きません。嫁だからと義母にいい顔をするのもやめました。嫌なこと嫌、できないことはできない。ストレスをためたくないのでハッキリ言います。
価値観の違い、価値観の押し付けも上手にスルー。
義家族に対しても、こちらがハッキリと意見をいうことで、本音で付き合うことができ楽になりました。夫も、今ならなんでも言えるでしょ、と言ってくるくらいに。
自分に無理はしない
母として頑張ることをやめたので、疲れて家事ができなくて家の中が荒れていることも多々あります。
以前の私だったら流しに使った食器がたまっていたり、洗濯物が山のようになっている、掃除ができないと、イライラしてストレスをためていました。
必要最低限な家事はしますが、疲れている時に無理して家事をするより、できないときはできないので休んだ方が効率がいい。できるときに頑張る。それでいい。
母として必要以上に何もしないので、たまに母らしいことをすると「ありがとう」と子ども達に言われてなんだか嬉しくて。できるときは頑張ろう、という力にもなる。
真面目に頑張りすぎるから疲れてしまうんです。たまには手を抜いたりさぼったりすることも大切なんだな、と。
普段から子どもに家事を手伝ってもらっていたことで、男の子でも料理を作ったり、洗濯をしたり、ひとり暮らしをはじめても大丈夫、と思えるくらいに成長しました。(これで未来のお嫁さんも安心)
結果→ストレスがたまらなくなった

自分に無理をしなくなることで精神的に余裕ができ、ストレスがたまらなくなりました。50代という年齢もあり精神的、体力的に疲れることはありますが。
本当に疲れたときは赴任先から帰ってきた夫に、ご飯を作ってもらったりしています。(結婚した当初、バリバリの亭主関白の夫からは想像できない)
自分の心に余裕が生まれると家族にもやさしく接することができるし、家の中が明るくなります。
完璧な母、完璧な嫁でなくてもいい。できるときに頑張ればいい。頑張りすぎて疲れきってしまう母よりも、人間らしい母親の方がいいのではないか、なんて思います。